(xbox360)バイオニックコマンドー 1st インプレッション
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2009/06/25
- メディア: Video Game
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予想以上に売れなくて開発スタジオ(GRIN)が解散するキッカケになった、という噂のタイトルです。
AC、FC版の「ヒットラーの復活」、「バイオニックコマンドー」のDNAを受け継ぐTPS(三人称シューティングゲーム)で、一番の特徴は「バイオニックアーム」と呼ばれるワイヤーでオブジェクトを掴み、持ち上げたり引っ張ったりスイングしたり、と自由度の高いアクションが楽しめる点。
TPSと言っても完全な箱庭を動きまわれる、と言うわけではなく、コースアウトの概念がある為、ステージクリア型の奥スクロール3Dアクションゲーム、と言った方が適切かもしれません。
ステージは高低差が非常に激しいデザインになっているのですが、高所からの落下ダメージが存在しない為、ストレスフリーでバンジー体験が楽しめます。あんまり遠慮なく動き回りすぎてもコース外のダメージゾーンに無造作に突入して死んだりするんですけどね。
はじめのうちこそ、そのクセのあるグラップル、スイング操作にやられて3D酔いしがちですが、そのストレスを乗り越えれば、まさに縦横無尽に3次元空間を飛びまわれるようになれます。気分はまさにスパイディ。ゲームを遊んだ後、夢で摩天楼をスイングアクションしちゃう位です。
登場人物や物語に魅力が無いとか、銃を構えて精密射撃する際、操作キャラが画面左側にかぶるせいで、障害物の左奥の敵を狙うのが難しい、とか、粗を探せばたくさん粗はあるのですが、それらを帳消しに出来るパワーに溢れた一本。
「新世代スウィングアクション」の銘に偽りなし。今時珍しい、チェックポイント式(しかもその間隔がかなり広い)ゲームなので、アクションゲームが苦手な方にはオススメできませんが、アクションゲーム好きな方なら、ソフト屋で叩き売られているのを保護して損なしです。
購入、とか言ってる割に実績1000達成したので後日レビューしよう。