(xbox360)Xブレード 1st インプレッション
- 出版社/メーカー: ユービーアイ ソフト
- 発売日: 2009/04/30
- メディア: Video Game
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正直、一刻も早く処分したい、と思ったタイトルは久々。
…と、狙っているコンセプトは単純明快。確かに主人公のデザインは、海外(ロシア)チームの製作にしては垢抜けた(悪く言えば、媚びた)デザインだとは思います。
しかし、肝心のゲーム部分が残念すぎる出来。
遺跡探索につきものの謎解きやトラップ回避などは一切無く、ダラダラとメリハリなしに沸く敵キャラを殲滅⇒一本道を進む、の繰り返し。これで戦闘自体が楽しめる出来であればまだしも、ワラワラ群がる敵に殴られつつ、ボタン連打でなんとか蹴散らし、体力が減ってきたらアイテムで体力回復、の恐ろしいほどのごり押しゲー。(こう言ったら無双に失礼ですが)「無双」を遥かに下回る単調さ。持ってて良かった連射パッド。
夕暮れ時の光と影を強調したステージの数々は、静止画としては綺麗なのですが、可変フレームレートのせいで、まっすぐ奥に進むだけで3D酔いを誘発。3Dゲームを山ほど遊んできた自分が気持ち悪くなる、と言うのは相当なものだと思います。
戦闘に多様性を出そうと、敵キャラ毎に弱点を設定しているのも、足かせにしかなっていない始末。21世紀のゲームとは思えないゲームデザインにはただただ閉口。
また、唯一のセールスポイントであるキャラクタも、稚拙なストーリーと落ち着きのないカメラワーク、ムービーで台無し。初回プレイでムービーをスキップしたのは初めての体験です。(しかもそれに気づかなかった)
書いててムカっ腹が立ってきました。つまらない、を超えて「不快」な一本。正直、980円でもオススメできません。こんな辛い思いをするのは一人でも少ない方が良いと思います。
…まあ、実績1000までは頑張るんだけどね…。(←頑張るのかよ)