「白と黒の石」 問題編
明日から関西旅行に向かうので、今日はちょっと毛色を変えてちょっとしたクイズを。
帰ってきたら答えをアップしますです。
Q:
あるところに、金貸しを生業とした大富豪と、その富豪からの借金で首が回らなくなった農夫が居ました。
農夫にはとても美しい娘がいて、大富豪はその娘に恋をしました。
ある日、大富豪はその農夫と娘を呼びつけ、こう言いました。
『あるゲームをしよう。君が勝ったら借金はチャラ。その代わり、君が負けたら娘を僕にくれ』
農夫はしかたなく頷きました。
富豪は二人を白と黒の小石が一面に敷き詰められた庭に招き入れると、革袋を一つ手にして言いました。
『ルールは簡単だ。この革袋に、今から白と黒の小石を一つずつ入れる。
次に君が袋から一つ石を取る。白い石が出たら君の勝ち。黒い石が出たら僕の勝ちだ、良いね?』
農夫が頷くと、富豪は素早く二つ石を拾うと、袋に入れました。
その時、農夫の娘はその二つの石が、どちらも"黒"なのを見てしまいました。
娘がその事を農夫に告げると、農夫は『石を選ぶ前に、その袋の中を見せて欲しい』と言いました。
ですが、富豪は『神に誓って、白と黒の石が入っている』と言うばかりで袋の中身を見せてくれません。
それを聞いた農夫は、少し考えて『では、黒が出たら私の勝ちにして欲しい』と言いました。
しかし、富豪は『駄目だ。ルールの変更は出来ない。』と言いました。
さて、このゲームに勝つためには、農夫はどうしたら良いでしょうか??
[HINT]
- 庭という場所をうまく使えば…
- 富豪は「袋の中には白と黒の両方が入っている」と宣言している。
- 消去法が決め手。