(NDS)逆転検事 1st インプレッション
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2009/05/28
- メディア: Video Game
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電源オーン!「はじめから」を選択!!
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タタタタタ、タタ、タタタタタタタタタタタ!(黒いバックに、日付と時刻のタイプライター音)
ピピピピピピ、ピピピピ、ピピピピピピ…(メッセージ音)
ああ。相変わらず「逆転」だ。おひさしぶり。お変わりないようで何よりです。
2話目クリアくらいまで進めてみましたが、いつもどおり大安定のおもしろさですね!
ナルホド君やオドロキ君の従来シリーズは徹底的に「主人公=プレイヤー」の一人称視点の作りだったのに対し、今作はミツルギ検事の足跡を追う、と言う三人称視点で作られていますね。会話シーンのレイアウトが変わったお陰で、イトノコ刑事の見慣れたジェスチャーも新鮮に。
法廷シーンなしで事件が解決してしまう構成のおかげで、シリーズのウリであるジェットコースター感は更に加速。思いつきの捜査でポロポロ出てくる「矛盾」があれよあれよと言う間に一本の真相を形作って行く様子に、存分にカタルシスを感じられます。
三人称視点の採用で装い新たに生まれ変わった捜査シーンは、正直面白さよりも煩わしさが目立った、従来の探偵パートに対する一種の答えでしょうか。ただ、いくら検事と言っても殺人現場をバタバタ走り回ったり死体を動かしたりするのはどうなんだろう?
新しく追加された「ロジック(ヒントの紐付け)」要素も面白い味付け。新たな証拠を手にした時の「妙な違和感」を紐解いていく感覚はこのシリーズならでは。ゲームらしさを活かした極上の体験。気長に楽しませて頂きます!
…にしても、通算5作目にも関わらず、1作目から主要キャラのキャラデザインがほとんど変わってないっていうのは凄いなあ。