(3DS)パイロットウィングスリゾート 1stインプレッション

パイロットウイングスリゾート - 3DS

パイロットウイングスリゾート - 3DS

 3DSの性能をわんこちゃんだけで腐らせているのは勿体無い!と、3DSソフトの記念すべき第2本目として大購入。
 発売日に購入していたけどエントリにするのはこのタイミング!ウチはこの時間差感がウリですからね!ゼルダ3DSで盛り上がっているこのタイミングで空気を読まずに1周遅れで取り上げる場違い感がウリですからね!
 
 まずは「うっひゃあ!スゲー気持ち良い!何だこのゲーム!」と言うのが第一印象。
 屋内、と言う閉じた空間を立体に落とし込んだ「任天犬」とは対象的に、屋外スポーツを3DSのタイトル第2段として持ってくるのは本当に見事ですね。
 いや、皆さん、このゲームに対してやれ「ボリュームが少ない」だとか、やれ「グラフィックが見劣りする」とか言いますけどね、素直に神ゲーだと思いますよ。僕は。本気で。任天堂の凄み出まくり。
 
 何よりこのタイトルが凄いと思うのは、「リゾート」と言うタイトルが示すとおり、ゲームの隅から隅まで「プレイヤーが不快と感じる要素」を完全に削ぎ落としているところ。音響、グラフィック、操作性、達成感、ゲーム中のどこをどう切り取ってもひたすら「気持ち良い」んです。ニコニコしちゃいます。「気持ち良さ」なんて言語化しにくい要素をこれほどまで1本のソフトに凝縮する手腕、製品化力にはただただ舌を巻くばかり。これ、開発中に絶対「あー、なんか気持ちよくないからリテイクよろしく」とか、開発者さん涙目のリテイク食らってますって。勝手な妄想ですが。
 空を飛びながら写真撮影、と言うゲーム体験は確かに10年以上前に64版で体験済みではありますが、3DSでの再体験は本当に衝撃的でした。全然関係ないんですが、3DS版のポケモンスナップとか、ジャイロと組み合わせたら最高に化けるんじゃないかなあ…。なんて夢が広がります。
 正直、この一本で3DS買った元は取りました。おもしれー。任天堂容赦なさ杉。
 
 おまけ。
 ハングライダーの曲とペダルグライダーの曲は神曲すぎると思うんだ。みんなも聞いてみるべきだと思うんだ。気に入ったら3DSとこのソフトを買って風を切って空を飛ぶ感覚を満喫すると良いと思うんだ。むしろするべきだと思うんだ。