(DS)スーパーロボット大戦L 1stインプレッション

スーパーロボット大戦L

スーパーロボット大戦L

 1stインプレッション、と言うにはかなり遊びこんでしまっているのですが、PSPの第2次Z発売に向け購入!
 
 同じ携帯機プラットフォームのLからは「機動戦士ガンダムSEED/SEED DESTINY」「ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU」「鋼鉄神ジーグ」「神魂合体ゴーダンナー!!/SECOND SEASON」、Wからは「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」「マジンカイザー/死闘! 暗黒大将軍」と、開発資源の使いまわしがとんでもなく目立ちます(「学園」ほどではないにしろ)が、そこは腐ってもスパロボ。携帯機にも関わらず、グリグリ、生き生きとキャラクターが歌舞く戦闘シーンは相変わらず圧巻です。
 
 「K」で酷評されたオリジナルキャラ機体超優遇「原作なんて所詮ライターの自己顕示欲の為の踏み台ですよ」なストーリーラインもしっかりと改められており、原作リスペクトに満ちた作風になっていて好印象。
 反面、オリジナルユニットが完全に空気参戦になってるのは好みが分かれる所。前作の反省を活かすのは良いのですが、なんでこう両極端なんですかね。「W」は原作の活かし方とオリジナルユニットのキャラ立ちが両立されており、クロスオーバーっぷりが神懸かっていたのですが、そこに期待すると肩透かしを食う可能性がありそうです。
 
 顔ぶれ的には「焼き直し」と言われても仕方ない一本なのですが、「強化パーツ」の撤廃や、パートナーユニット制の見直しなど、ゲームシステムには大きくメスが入れられており、また、丁寧にバランス取りが行われている事もあって、意外と新鮮な気持ちで遊べます。正直、システム的には遊びやすく、文句なしに楽しい一本になってると思います。DSのスパロボはWとLだけ遊んでれば間違いないです。
 
 何にせよ、マクロスF勢が初登場、と言う事で、菅野さんの楽曲がいかに再現されているかが焦点の一本ですね。しかしヴァルキリー勢、強えなあ。オズマってこんなに強かったんだ…。あとシンちゃんが意外と射撃メインキャラでビビった。今までもそうでしたっけ?