(PS3)ゴッドオブウォー3 1stインプレッション
ゴッド・オブ・ウォー III【CEROレーティング「Z」】 - PS3
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2010/03/25
- メディア: Video Game
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濃ゆいパッケージアート、キャラデザインに尻込みする人も多いかと思いますが、蓋を開けてみれば超軽快操作性の三人称アクションアドベンチャー。
『戦闘とジャンプアクションに比重を置いたゼルダ』を想像して貰えば大体有ってると思います。
現世代最高峰と言っても良いほどグラフィックは超絶美麗。しかしながら操作感覚は完全にゴッドオブウォー2と一緒なので、想像した以上に違和感なくギリシャ神話の世界を楽しめます。
まあ、安心感抜群な半面、ぶっちゃけ新鮮味はないですね。物凄い個人的な感覚で言うと、スターレットからセリカに乗り換えた時の感覚を思い出しました。おお!凄くパワフルだけど今までの感覚の延長だ!みたいな。物凄く分かり難いですねすみません。死んでお詫びもうす。
ちなみに、ストーリーや舞台設定なんかも完全にゴッドオブウォー2の続きになっているので、もし遊ぶなら1、2を遊んでおくのが望ましいですね。聳え立つ超巨大な岩山を登る巨人たち。その背中の上で雑魚敵と相対する、と言う支離滅裂なシーケンスがオープニングとなるので、いきなり3から遊ぶ人はそりゃあもう物凄い疎外感を感じる事間違いなしです。
あと、シリーズ恒例ではあるのですが、攻撃がヒットした時の『感触』が相変わらずスカスカでちょっとしょんぼり。ゼルダなんかは、攻撃がヒットするとそりゃあもう派手に『ズシャーン!!(攻撃ヒット音)』『ボッフーン!!(敵が消える音)』と言う感じで、爽快なチャンバラ感を楽しめるわけですが、敵の群れと対峙するシチュエーションの多い本作では、『スカスカスカッ!(攻撃ヒット音)』『ショワショワショワ!(敵が消える音)』といった趣の感触。まあイチイチ攻撃がヒットする度に過剰演出してたらテンポ悪くて仕方なくなるのは分かるんですが、タイミングよく画面指示通りにボタンを押すCSアタック(一般的に「QTE」と言われるアレ)は、とにかくド派手で気持ち良いので、もうちょっとなんとかして欲しかったとこです。
血シブキブシャー!素手で敵を引きちぎって内臓ドバー!の血みどろ演出に抵抗が無ければ、遊んで損は無いタイトル。意外と謎解き(パズル)要素も高レベルでまとまっている為、3Dアクションが好きならオススメな感じです。