(PS3)Heavy Rain 1stインプレッション
HEAVY RAIN(ヘビーレイン) -心の軋むとき- - PS3
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2010/02/18
- メディア: Video Game
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同時期にXboxにて発売された「ALAN WAKE」に相対する存在、という認識でしたが、海外ドラマな雰囲気、と言う点ではなるほど良く似てますね。
主人公、イーサン・マーズは2児の父。とある事故にて長男のジェイソンを亡くした過去を持つ。
自責の念を捨てられずに傷心の毎日を過ごすイーサンだったが、その生き甲斐とも言える次男ショーンに、巷を賑わす連続殺人犯「origami killer(折り紙連続殺人犯)」の魔手が伸びる…。イーサンは連続殺人犯の出す、数々の不条理な「試練」を乗り越え、ショーンを救い出す事が出来るのだろうか…
まずはもの凄い写実的なグラフィックにうっとり。雑誌やWeb媒体向けの見栄えを重視しているのか、垂直同期の外れっぷりやフレームレートの不安定さは気になりますが、それを差し引いても偏執的な出来。確かにこりゃ凄い。
画面写真からでは想像できなかったのですが、ゲーム性自体は、画面上に指示されたアイコンどおりに右スティックやボタン、モーションコントローラを動かすだけなので、誰でも気軽に遊べる一本になっています。
しかし、コントローラを握って最初にさせられる事が、パンツ一丁でベランダに出て誰もいない庭を眺めてニヤニヤしたり、コントローラを上下に振って歯を磨いたりする事なのには、本気で腰が抜けました。ヘナヘナーって。なんだろう、こういっちゃ失礼なんでしょうが、物凄くしょうもないことにバリバリお金かけてる感じ。
3,4時間プレイした感じでは、そんなに「うおお!ワクワクするぜ!!」とか「ひぇえ!ドキドキするぜ!」とか、感情を揺さぶられるほどのインパクトはないんですが、ただ、こう、父子のふれあいシーンではちょっとしんみりしました。
僕も父親の威厳を示せるように、ブーメランを上手に投げる練習をしとかないと!と思った次第です。