(xbox360) TROPICO 3 1st インプレッション

Tropico 3( トロピコ 3) Xbox 360 プラチナコレクション

Tropico 3( トロピコ 3) Xbox 360 プラチナコレクション

 ぐっっもーーーーーーーにんっ!ぷれーじでんてーーー!
 と言うことで、南国経営箱庭シミュレーション、TROPICO 3を購入。
 購入、とか書いてますがプラコレ版じゃないんですよ?半年くらい前に通常版を買ってここまでブログ記事書いてなかっただけなんですよ?遅筆とかそういうレベルじゃないですよね。
 
 シムシティやらA列車やら、箱庭経営シミュレーションは数あれど、「住民」へのフォーカス度合いを比べたら本ゲームの右に出るタイトルはないでしょう。数百人にも及ぶ島民の一人一人が、自宅から車で仕事に向かい、腹が減ったら近くの施設でご飯を食べ、仕事上がりに酒場へ行き、具合の悪い時は医者に行く…と言う、実に人間らしい動きをするシミュレーションゲームです。
 
 とは言っても、主人公である大統領が行う事は、基本的には施設の建築指示を行なうだけ、と非常にシンプル。あとは島民がいい感じに汗水たらしたりサボったりしながら仕事をしてくれて、勝手に国は大きくなったり滅んだりするわけです。
 
 体験版は英語の壁に阻まれて今ひとつ面白みが解らなかった僕ですが、製品版は全編和訳されてて大安心。「何と言うことでしょう!かの国は輸出に頼らない唯一の国家です!」と経済雑誌にバカにされたり、工場施設の稼動設定に「明るく楽しい14時間労働!」があったり、一流のブラックジョークが堪らんですな。シニカルな笑いってこういう事を言うんでしょうね。声に出して読みたい日本語ですね。明るく楽しい14時間労働!明るく楽しい14時間労働!いや、べつに他意はありませんよ!こんちくしょー!

(PS3)Heavy Rain 1stインプレッション

 PSプラットフォーム独占タイトル、という事で大購入。
 同時期にXboxにて発売された「ALAN WAKE」に相対する存在、という認識でしたが、海外ドラマな雰囲気、と言う点ではなるほど良く似てますね。

 主人公、イーサン・マーズは2児の父。とある事故にて長男のジェイソンを亡くした過去を持つ。
 自責の念を捨てられずに傷心の毎日を過ごすイーサンだったが、その生き甲斐とも言える次男ショーンに、巷を賑わす連続殺人犯「origami killer(折り紙連続殺人犯)」の魔手が伸びる…。イーサンは連続殺人犯の出す、数々の不条理な「試練」を乗り越え、ショーンを救い出す事が出来るのだろうか…

 
 まずはもの凄い写実的なグラフィックにうっとり。雑誌やWeb媒体向けの見栄えを重視しているのか、垂直同期の外れっぷりやフレームレートの不安定さは気になりますが、それを差し引いても偏執的な出来。確かにこりゃ凄い。
 画面写真からでは想像できなかったのですが、ゲーム性自体は、画面上に指示されたアイコンどおりに右スティックやボタン、モーションコントローラを動かすだけなので、誰でも気軽に遊べる一本になっています。
 しかし、コントローラを握って最初にさせられる事が、パンツ一丁でベランダに出て誰もいない庭を眺めてニヤニヤしたり、コントローラを上下に振って歯を磨いたりする事なのには、本気で腰が抜けました。ヘナヘナーって。なんだろう、こういっちゃ失礼なんでしょうが、物凄くしょうもないことにバリバリお金かけてる感じ。
 3,4時間プレイした感じでは、そんなに「うおお!ワクワクするぜ!!」とか「ひぇえ!ドキドキするぜ!」とか、感情を揺さぶられるほどのインパクトはないんですが、ただ、こう、父子のふれあいシーンではちょっとしんみりしました。
 僕も父親の威厳を示せるように、ブーメランを上手に投げる練習をしとかないと!と思った次第です。

(PS3)ゴッドオブウォー3 1stインプレッション

 PS3本体と同時購入していたのですが、ゴッドオブウォー1、2未プレイだったため寝かしていました。1,2をようやくクリアしたのでレッツプレイ!
 濃ゆいパッケージアート、キャラデザインに尻込みする人も多いかと思いますが、蓋を開けてみれば超軽快操作性の三人称アクションアドベンチャー
 『戦闘とジャンプアクションに比重を置いたゼルダ』を想像して貰えば大体有ってると思います。
 
 現世代最高峰と言っても良いほどグラフィックは超絶美麗。しかしながら操作感覚は完全にゴッドオブウォー2と一緒なので、想像した以上に違和感なくギリシャ神話の世界を楽しめます。
 まあ、安心感抜群な半面、ぶっちゃけ新鮮味はないですね。物凄い個人的な感覚で言うと、スターレットからセリカに乗り換えた時の感覚を思い出しました。おお!凄くパワフルだけど今までの感覚の延長だ!みたいな。物凄く分かり難いですねすみません。死んでお詫びもうす。
 
 ちなみに、ストーリーや舞台設定なんかも完全にゴッドオブウォー2の続きになっているので、もし遊ぶなら1、2を遊んでおくのが望ましいですね。聳え立つ超巨大な岩山を登る巨人たち。その背中の上で雑魚敵と相対する、と言う支離滅裂なシーケンスがオープニングとなるので、いきなり3から遊ぶ人はそりゃあもう物凄い疎外感を感じる事間違いなしです。
 
 あと、シリーズ恒例ではあるのですが、攻撃がヒットした時の『感触』が相変わらずスカスカでちょっとしょんぼり。ゼルダなんかは、攻撃がヒットするとそりゃあもう派手に『ズシャーン!!(攻撃ヒット音)』『ボッフーン!!(敵が消える音)』と言う感じで、爽快なチャンバラ感を楽しめるわけですが、敵の群れと対峙するシチュエーションの多い本作では、『スカスカスカッ!(攻撃ヒット音)』『ショワショワショワ!(敵が消える音)』といった趣の感触。まあイチイチ攻撃がヒットする度に過剰演出してたらテンポ悪くて仕方なくなるのは分かるんですが、タイミングよく画面指示通りにボタンを押すCSアタック(一般的に「QTE」と言われるアレ)は、とにかくド派手で気持ち良いので、もうちょっとなんとかして欲しかったとこです。
 
 血シブキブシャー!素手で敵を引きちぎって内臓ドバー!の血みどろ演出に抵抗が無ければ、遊んで損は無いタイトル。意外と謎解き(パズル)要素も高レベルでまとまっている為、3Dアクションが好きならオススメな感じです。

(PSP)LUMINES 1stインプレッション

LUMINES(ルミネス) - PSP

LUMINES(ルミネス) - PSP

 PSP初期のゲームですが、相方がパズルゲーム好きなので、買ってあげたら喜ぶかなーと思い購入。
 XBLA版でも購入していましたが、やっぱりパズルゲームは携帯機で遊ぶべきですよね。
 
 テトリスに良く似た、スタンダードな落ちものタイプのパズルゲームで、2色のブロックのうち、同色のブロックを2x2マス以上の「四角」にして並べると消える、と言うルール。ただ、この「消える」にクセがあって、BGMにあわせて画面の左から右へワイプされるラインに作った「四角」が重なったタイミングで初めてブロックが消滅する、と言う感じ。伝わっているかどうかわかりませんが、ラインをそろえたあと、実際にブロックが消えるのに時間差があるテトリス、だと思ってくれれば大体あってると思います。ね?なんかジレンマ感じますよね?
 
 XBLA版ではなんとなく遊んでいましたが、回数を重ねるにつれてコツのような物がなんとなく分かってくるとその中毒性が牙を剥きます。
 同色での「四角」を作るのは慣れるまで大変なのですが、ブロックの色は2色しかないので、状況が打開されるのも一瞬。絶体絶命の状態から上手いこと大復活出来ると、音やら光やらが相まって脳汁がドバドバ出て爽快です。中古で非常に安かった(千円強)ので大変良い買い物でした。
 
 でも、その肝心の相方は音を消してプレイしてるって言う。水口さんが凄く可哀相です…
 というかiAppだと350円なんですねコレ。操作性に不安はありますが多分面白いのでそちらもオススメ(超無責任)!

(PSP)モンスターハンターポータブル 3rd 1stインプレッション

モンスターハンターポータブル 3rd - PSP

モンスターハンターポータブル 3rd - PSP

 世間様からは1周も2周も遅れて、ついに僕もMHPデビューいたしました。今や中古市場では2000円くらいが相場ですが当時は高かった!
 初めて遊んでみましたが、「中高生に大人気!400万本突破ありがとう!!」が、じつに頷ける出来ですね。
 「素材集めゲー」なんて皮肉タップリに揶揄される本作。実際、遊んでみるとその通りの素材集めゲーなんですが、完成された世界観とシステムのおかげでしっかりと経過を楽しむ事ができます。コツコツとした積み重ねと成長を感じられる素敵ゲームですね。さすがに面白いです。
 
 最初はアオアシラさん相手に「硬ぇえ!」「強ぇえ!」なんて大苦戦していた僕ですが、今ではハンターランク5になりました。本当にありがとうございました。
 ハブルポッカさんから必死に逃げる相方の様子を見て大爆笑とか、実に充実したハンター生活を遅らせていただいております。うん。あれは凄く良い画だった。(助けようよ)
 ただ、プレイ時間を引き延ばす為だけと思しき足かせ要素が多いと感じるのも事実。回復薬使用時のモーションはゲームバランス上の都合だとしても、各種採集やら剥ぎ取りモーションの長さ、移動の遅さなんかは、時間の貴重な社会人にはちょっとだけストレス。いや、ちょっとだけ。ちょっとだけだよ?
 
 ちなみに僕の獲物はハンマー!ぶんぶん振り回してドコドコ殴るよ!大っ!粉っ!砕っ!!!(バランドバンさん風に)最初はそのメカメカしくてカッチョいいギミックの「スラッシュアックス」に惹かれたのですが、友達が使い込んでると言う事で辞退。今は、ハンマーがベストマッチな武器だと痛感してます。フルフェイスのロワーガシリーズに身を包み、並み居るドラゴンさんたちをピヨピヨさせまくってます。
 ただ一つだけ、最初にキャラメイクをしたのが出先の喫茶店だったせいで、キャラの声が甲高いのになってしまった事が心残りです。折角カッコよくて強いのに、決めの一撃で「へあっ↑!!」とか言われると台無し。なんなんだよこの声…どうしてこうなった…

(Wii)みんなのリズム天国 1stインプレッション

みんなのリズム天国 - Wii

みんなのリズム天国 - Wii

 発売されることは勿論、開発していたことすら知らなかったんですが、会社のお昼休みに「社長が訊く」を読んだその足で、店頭でしっかり定価購入。TVCMでおなじみの簡単!楽しい!気持ちいい!リズムゲームです。TV見てないのでどれくらいCM流れてるのか良く分かりませんが。
 
 リズム天国も今作でなんと3作目。
 BGMに合わせてボタン操作をする、と言う簡単操作はそのままに、演出、音質は大幅クオリティアップ。
 特筆すべきなのは、"初代(GBA)"の「十字キー+A,Bボタン」、"ゴールド(DS)"の「タッチ、離す、はじく」ときて、"みんなの"の操作が「Aボタン、A+Bボタン」の二種類のみになっている事。
 今までも十分シンプルですが、この一本は更にシンプルになっています。
 
 「なんでも出来るもの」が完璧なのではない。
 「これ以上削るものがない」、そんなものこそが完璧なのである。
 
 誰が言ったかは分かりませんが、この至言を見事に体言した作品になっています。
 遊ぶだけで自然と笑いが漏れる。ミスすると悲鳴が、パーフェクトを達成すると雄叫びが上がる。
 コントローラを握った瞬間、このゲームのポテンシャルを100%体験できる、そんな稀有な一本。
 積む間もなく、スタッフロールまで遊んじゃいました。いやあ。本当に面白い。
 身の回りには居ないんですけど、このゲームを「手抜きゲー」と評価する人は、ゲームに何を期待してるんでしょうね。そういう人には「へーすごいですね!」とでも返しておけば良いんでしょうかね。
 
 ただひとつだけ。
 同じルールで曲と背景差し替えたのを「1つ」のリズムゲームとしてカウントするのはやめませんかね?いや、存在自体は別に良いんですけど、50以上のリズムゲーム!を謳っておいて、3割がそれ、って言うのはちょっと残念です。ぎっこんばったん。

(DS)スーパーロボット大戦L 1stインプレッション

スーパーロボット大戦L

スーパーロボット大戦L

 1stインプレッション、と言うにはかなり遊びこんでしまっているのですが、PSPの第2次Z発売に向け購入!
 
 同じ携帯機プラットフォームのLからは「機動戦士ガンダムSEED/SEED DESTINY」「ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU」「鋼鉄神ジーグ」「神魂合体ゴーダンナー!!/SECOND SEASON」、Wからは「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」「マジンカイザー/死闘! 暗黒大将軍」と、開発資源の使いまわしがとんでもなく目立ちます(「学園」ほどではないにしろ)が、そこは腐ってもスパロボ。携帯機にも関わらず、グリグリ、生き生きとキャラクターが歌舞く戦闘シーンは相変わらず圧巻です。
 
 「K」で酷評されたオリジナルキャラ機体超優遇「原作なんて所詮ライターの自己顕示欲の為の踏み台ですよ」なストーリーラインもしっかりと改められており、原作リスペクトに満ちた作風になっていて好印象。
 反面、オリジナルユニットが完全に空気参戦になってるのは好みが分かれる所。前作の反省を活かすのは良いのですが、なんでこう両極端なんですかね。「W」は原作の活かし方とオリジナルユニットのキャラ立ちが両立されており、クロスオーバーっぷりが神懸かっていたのですが、そこに期待すると肩透かしを食う可能性がありそうです。
 
 顔ぶれ的には「焼き直し」と言われても仕方ない一本なのですが、「強化パーツ」の撤廃や、パートナーユニット制の見直しなど、ゲームシステムには大きくメスが入れられており、また、丁寧にバランス取りが行われている事もあって、意外と新鮮な気持ちで遊べます。正直、システム的には遊びやすく、文句なしに楽しい一本になってると思います。DSのスパロボはWとLだけ遊んでれば間違いないです。
 
 何にせよ、マクロスF勢が初登場、と言う事で、菅野さんの楽曲がいかに再現されているかが焦点の一本ですね。しかしヴァルキリー勢、強えなあ。オズマってこんなに強かったんだ…。あとシンちゃんが意外と射撃メインキャラでビビった。今までもそうでしたっけ?